知人の紹介で特養に転職した結果、時給は大幅ダウン

50代女性
訪問介護5、高齢者専用マンション介護4年、特養3年の経験があります。
初めまして。私は介護福祉士視覚障害ガイドヘルパーの資格を持っています。
57歳の夫と二人暮らしで、子供は一人で大学の学生寮住まいをしています。
私は大学時代に臨床心理学を専攻し、精神病院での実習も複数経験しているため、
一人一人に寄り添った介護が得意です。
そのため、何処に行っても利用者さんにはとても好かれ頼りにされています。

高齢者専用マンションの介護は自立度が様々な利用者の介護が経験でき、勉強になった

高齢者専用マンションの訪問介護ステーションで働く職員は、パート常勤合わせて30名ほどいました。
訪問介護と介護ステーションで借り上げた居室に入室している、マンション内の居住者の介護をしていました。
中には、病院や特養で受け入れが難しい重症者の介護もありました。
ほぼ自立しているレベルの人の家事援助から、ターミナルの方の吸引まで、様々なレベルの方のケアをしました。
広範囲の変化に富んだ仕事で、社長が看護師で看護師の数も多く、医療的に勉強になることも多かったです。
社長が気まぐれで突然予定が変わることもあり、結構ふりまわされたこともありますが、入居者本位に考えてフレキシブルな対応をしていて、そういう意味では自由度が高く、やりがいや面白みがあしました。
株式会社で人件費のコストが大きかったため、オムツやプラ手、洗剤やゴミ袋まで、経費はギリギリまで常に節約していました。
便の処理に使用するボロ布は職員が自宅から持ち寄ったり、狭い場所で無理な介護をしていて、不衛生なことも多々ありました。
そのためか、従業員の入れ替わりが激しかったです。

転職先は夫の知人が紹介

転職したのは、夫の転勤のためでした。
4年勤めていい面も悪い面も煮詰まってしまい、そろそろ転職したいと思っている時期だったので、ちょうどよかったです。
転職先は、夫の知人の関係で転居前からその知人により、勝手に次の職場を決められてしまっていました。
でも、転居先の事情もよくわからなかったので、自分で探したい気持ちはありましたが、まあいいかと言いなりになってしまいました。

特養で新たな出発

新しい職場は、新設の特養でした。職員は50名ほど。常勤がほとんどで、一部契約社員といった感じです。
私はパート勤務でしたが、パートの人は少なかったです。1階が多床室で40名ほど、2階はユニットで1ユニットに10名が3つで30名ほどです。
初めの一ヶ月は1階の多床室担当で、その後は2階のユニット担当になりました。
地元では大手の歴史ある社会福祉法人で、節約はしても、前の職場のようにギリギリまで切り詰めるということはなく、必要物品はいつも十分に使用できる状態でした。
ボロ布も業者から購入するので、物品の面では安心してケアに当たれました。

転職したら大幅に時給ダウン!

田舎なので給料は前職の時給1450円から時給1000円に大幅ダウンしてしまいました。
パートなのに責任が重く、前の職場より重労働です。
多床室は無機的な工場のように感じられ、とても勤まらないからやめようと思っていたら、2階のユニットへ異動を命じられ、なんとか仕事を続けることができました。
しかし、特養の中のユニットなので、設備も職員もあまりユニットらしくない感じでした。
脳障害や認知症の利用者さんに対して、大声で叱り飛ばす職員もいて、みていて心苦しいことが多々あります。
職員の体質が閉鎖的で真面目、常勤がパートを軽くみていつも優位な立場にいなければ気がすまない人が多く、
ひたすら忍耐ということがあり、勤務が長くなるほど居心地が悪くなってきました。
私も日中の勤務しかしてないため、新米の経験のない職員にも軽く扱われていて、ストレスです。

3年働いても昇給はほぼなし

3年近く勤めているのに、給料は10円しか上がらない。前の職場は半年ごとに50円ずつUPしたので、それを考えるとえらい違いです。
多種の社会福祉施設を運営している組織のため、融通がきかずストレスがたまる一方です。
人間関係も田舎の地元の人との感覚が合わず、面倒です。
パートをもっと大事にして、上手に使えば職員がもっと楽になると思うのに・・・残念ですね。
前職ではパートでも外部の研修に行かせてもらえたのですが、今の職場ではパートには一切外部研修の機会はありません。

働きたい職場で、やりたい介護がしたい

もともと、特養よりもグループホームやデイサービスなど小規模の家庭的な職場で働きたいと思っていたので、
特養で働いて欲しいと求められたときに、自分の希望とは違うとはっきり伝えたほうが良かったと後悔しています。
何事も経験と思うのも良いですが、年齢を考えると自分の働きたい職場を自分で探し、気持ちよくはたらきたいですね。